The Lounge

会期
2011113日(木)‐127日(木)

会場
銀座ブルガリタワー 8階 プライベート・ラウンジ(東京)

キュレーター
住友 文彦

アーティスト
江口 暢彌、藤井 志帆、久村 卓、石元 靖大、磯部 光太郎、菊池 省吾、松元 久子、本山 ひろ子、武藤 亜希子、中澤 小智子、滑川 由夏、野口 一将、大垣 美穂子、岡林 まゆみ、佐々木 悠介、瀬戸口 朗子、四宮 優、田中 千智、梅木 隆、山田 啓貴


 ブルガリジャパン(Bvlgari Japan)が場所を提供して下さるかもしれないから一緒に社長に会いに行こう、と友人のレナ・バウム(Lena Baume)さんが話を持って来てくれました。ブルガリからは協力を頂き、上階のプライベートラウンジを団DANSに解放しましょう、そしてファンドレージングにはブルガリ・レストランを使って下さい、と言う話になりました。

 プライベートラウンジは特別なお客様を接待するフロアーで、バー有り、革製の立派な家具有り、食事が出来るような部屋も二つあり豪華なスペースでした。壁は少ないのですが、どの部屋からも銀座一帯のビルを見渡せます。

 キュレーターは作家達に人気のある若手の住友文彦さんにお願いしました。

 この頃になると、作家達も団DANSの活動に慣れてきて、割合とスムーズに展覧会準備が進みました。

 ブルガリ・レストランは美味しいイタリア料理で、ファンドレージングディナーには90数名が来て下さいました。辻調理師学校は美味しいワインを提供して下さり、バカラ・パシフィックからはガラスの品をディナーのプライズとして頂戴し大変有り難いことでした。

 東京には終戦後、日本人と外国人の婦人達が孤児達を支援しようと作ったILBS(国際福祉協会)という歴史ある婦人の福祉団体があります。ILBSでは資金集めの大規模なチャリティーのディナーを毎年催して、収入を様々な施設に寄付しています。私のILBSでの数年の経験は団DANSの基金集めのチャリティーディナーに大変役に立ちました。

 海外では多くの美術館やアートの財団等が基金集めのためにいろいろな企画をして、多額の基金を集めるのは当たり前になっています。そう言った文化の為のチャリティーイベントに参加する事は参加者にとっても一つのプレスティージ、名誉になっています。

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